ご参考まで。
Driving to Future【レジュメ】
<内燃機関に強く依存するパス>
・バッテリーが広く浅く普及し、ハイブリッド化~プラグイン化が進む
・アメリカではディーゼル車も普及始まる
・一次エネルギーの多様化 バイオマス・バイオガス・天然ガス・LPGな
ど(例 BTL GTL CTL)
・日本が最も遅れている分野はバイオ、ディーゼル、CNG(水素と親戚)
・バイオガスはCO2の22倍の温室効果があるのでエンジンで利用する
意味は大きい
<電気駆動に強く依存するパス>
・都市部のEV 中距離用としてのレンジエクステンダーに期待
・新しいEV専用のカテゴリーが必要(Neighborhood EV)
・当面の課題はコストと信頼性
・コスト€700(2010年)⇨ €250/kWh(2020年)
・中期の課題はエネルギー密度/Kg
140Wh(2010年)⇨ 200Wh(2020年)
・サイクラビリティ現在自動車として5千回可能だがGridの安定化や太陽
光発電のバッファにリユースする
・自動車ユーザーはバッテリー代の半分を負担
・ アメリカでは水素燃料電池+リチウムは意外に早く普及する
<サマリー>
・BPの事故でオイルピークが2015年までに来ると警戒
・リチウムは南米に大量に存在するがレアアース(希土類)は中国が握る
ので心配
・EVは社会システムのロードマップ必要 ETCとカーナビはEVの女房役
・交通システムと一体化した都市モビリティーのロードマップが必要
・EVは都市部内のロジスティックに最適
・ロンドンのコンジェスッションチャージ£8/day~3年で回収
・日本の課題はEVの販売を急ぎすぎ、結果的に失敗する懸念がある
・社会システム全体としてまとまっていない