2013年7月12日金曜日

【清水和夫メールマガジン】第36号 アーカイブス 2012.6.10

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清水和夫メールマガジン~自動車大航海時代~

2012年6月10日 第36号
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東京大学トークショー2010 第3回

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 前回はさまざまなエコカーがあるという話題でしたが、今回はEVについてその可能性を語り合いました。

清水 エコというと定義が難しくて、燃費だけなのかというと違います。排気ガスの話も考えていかなければいけないし、新しい再生可能なエネルギーにシフトできるものもエコロジーだと思います。燃費のほうばかり気にしていくと、なかなか本当のエコロジーの姿が出てきません。世界をいろいろ回ると、国によってエコロジーのとらえ方が違います。日本にもエコカーがありますが、どこからエコカーでどこからはエコカーではないのかは、よくわからないのです。

飯塚 ガソリンでも燃費がいいのがエコカーかもしれません。

清水 日本ではアメリカから輸入されたハマーがエコカー補助金の対象で、法律的にはエコカーです。トヨタのでかいアルファードもエコカーです。こども店長がでてきて、「エコカー減税&補助金」って。(笑)結局、人間がつくった政策と実態が少しずれているところがあって、私たちはちゃんとそこを見ていかないといけません。燃料消費だけでいうと、でっかいクルマはすべて「悪」で、環境に優しい小さいクルマになってしまう。今日もアストンマーティンの前で写真を撮ってブログに載せたら、「そういう“高いところ目線”でエコをしゃべるのですか」とブログに書かれました。エコというと、みんな生活を質素にして、大きいクルマには乗らない、なるべく歩いて自転車に乗るというところにどうしてもなる。

飯塚 清水さんは、僕たちと同じぐらいの年のときにはレーシングドライバーとして活躍されていたそうですね。それがどういう経緯でエコに対して興味を持つようになったのでしょうか?

清水 少し恥ずかしい話ですが、22歳ぐらいのときにたまたま志賀高原ラリーというビッグイベントでルーキーが勝ったのです。お金がないのでいいスパイクタイヤが買えなかったのですが、たまたまこのラリーは雪が降らなかったので、スパイクタイヤがなくても勝てた。だからフロックだと雑誌に書かれましたが、「ルーキー清水和夫がビッグエベント制覇」と書いてあります。雑誌には「エベント」と書いてありましたね、時代を感じます(笑)。ところが2年目にまた同じラリーで2連勝しました。しかし、当時は昭和53年規制と呼ばれる本格的な排気ガス規制が施行されました。日本メーカーはその対応に追われ、モータースポーツ活動を休止した時期でした。そのために、クルマは諦めて、一応オーディオの会社に技師として就職したのです。しかし、クルマが忘れられなくてこの世界に戻ってしまったというわけです。これでは質問の答えになっていませんね。エコを意識したのは80年代の耐久レースでしたね。燃費が厳しかったけど、速く走らないといけないし。速さはクルマの大切な効率だと分かりました。

加納 最近はレーシングカーもエコを意識していますか?

清水 もちろんです。ルマン24時間ではディーゼルのレーシングカーが常識となりましたし、F1もハイブリッドを使うようになりました。しかもドイツの24時間耐久レースでは天然ガスのレーシングカーも走っています。耐久レースは1周ごとに燃料消費量がモニターされています。一つのチームにドライバーは3~4人いるので、同じラップタイムで走っていても、「清水さんはちょっと200cc多いです」と言われることもあるわけです。ですからこっちも一生懸命に燃料を使わずに、速く走る努力をするわけです。これは普段のエコドライブに繋がると思います。

加納 無線か何かで燃費についてやりとりするのですか?

清水 今はテレメーター(走行中の車両データを無線でピットに飛ばす技術)で飛ばせないのですが、1周ごとの燃料消費量が運転しながら目で見てわかるので、1周走ると「その数字を言ってください」と無線で言われます。「今、○○リッターです」と言う「ちょっと多いです」とかね。

飯塚 速いだけではなくいかに燃料を食わない走り方をしていくかも大事ですね。

清水 そうです。だから80年代のホンダもF1で1500馬力を出していたら、レースの最後にはガス欠になってF1マシンを揺すってフィニッシュなんてシーンが思い出されます。──皆さんは80年代といっても生まれていないですね(笑)。F1は燃料をギリギリに搭載しているので計算が狂うとガス欠するのです。また、エコはなにも燃料だけではなく、タイヤやブレーキなどの消耗品も含まれています。うまいドライバーはタイヤが長持ちしますからね。当時はホンダが第2期黄金期で、F1でとても速かった時代でした。それはどういう技術かというと、ホンダのCVCCという環境に対応したシビックのエンジンの制御技術がF1の技術に使われました。日本の自動車の省エネ技術というのはF1の世界でも通用したし、もともと速く走ることはエコなのですね。だって軽くしないと速くならない。空気抵抗を小さくしないと速くならない。つまり、速く走る要素技術は全部エコロジーに繋がるので、スポーツカーは反社会的だという考え方は技術的には間違っています。ですから今、ヨーロッパで何が起きているかというと、ものすごい勢いでエコカーのスーパーカーが登場しています。ところで、飯塚さんは、アメリカのテスラ社に行ってきのですね?

飯塚 はい。夏休みに学科の研修旅行で、サンフランシスコのシリコンバレーのテスラ社にお邪魔してきました。

清水 テスラのEVスポーツカーのボディはイギリスのロータス社製のアルミボディですが、中身はパナソニックのバッテリーを使っています。メルセデスの高級車EVも開発中ですが、メルセデスの燃料電池車は「F-Cell」、BクラスのバッテリーEVを「E-Cell」と呼んでいます。これに補助電源装置のエンジンを載せると「E-Cellプラス」となり、レンジエクステンダーと呼ばれています。ハイブリッドはエンジンが主力でモーターは補助でしたが、このレンジエクステンダーはモーターが主力でエンジンは補助的に発電だけを行います。2011年のアメリカのデトロイトショーでは6000万
円以上という高価格のポルシェのスーパーカー918が発表されました。V8エンジンがドライバーの背中に搭載され、これだけで500馬力ぐらい発生します。後ろのタイヤで駆動しますが、40キロワットぐらいのモーターがフロントのタイヤに左右それぞれ独立して配置され、このモーターが左右のタイヤに異なるトルクを与えます。その結果、旋回モーメントを発生できるトルク・ベクタリング機能が可能となるのです。

飯塚 片方だけ回転させて、タイヤの回転だけで動くわけですね。

清水 イメージはそんな感じですね。この技術が実用化すると今までの私たちの常識をくつがえすようなドライビング感覚が可能となるでしょう。交差点をUターンするのにもちょっとハンドルを切っただけで容易に回ったりできそうです。

飯塚 少しハンドル操作しただけで路地の角を曲がることができてしまう。

清水 フロントに二つのモーターがあるということは、スロットルを戻すと、回生エネルギーが蓄えられます。これは市販モデルなのでリチウムイオンのバッテリーを積んでいますが、レースモデルは、F1が使っているものと同じKERSという機械的な蓄電技術です。化学的に電気を蓄える貯金ですが、KERSはフライホイールを使い、機械的に電気エネルギーを蓄えます。

飯塚 ブレーキを使うと、走っていたタイヤの回転から電気にしてエネルギーを回収できるようなシステムですね。

清水 「タイヤの回転で運動エネルギーを電気として回収する」と理解してもかまいません。分かりやすく説明すると、走っているクルマはエンジンに次いでブレーキが高温になります。なぜならブレーキは運動エネルギーを摩擦力で熱エネルギーに変換し、それを大気に捨てて冷やします。ところが、捨てられた熱エネルギーは二度と回収できないので、もったいないですよね。そこでモーターを使うと、熱エネルギーを捨てずに、電気エネルギーとして回収できるわけです。これはバッテリーでなければできない芸当ですよね。

飯塚 今のハイブリッドカーもそういうブレーキによるエネルギー回収が無駄を省く役割だったのですね。これからそういうクルマが普及していって、私たちの生活は具体的にどうなるのでしょうか。

清水 今年はEV元年ですが、まだリチウムのバッテリーも生まれたての赤ちゃんのようなものです。すぐに、ガソリン車に取って代わるなんていうことを期待してはいけません。今はエンジンとどうやって仲良くしていくかが大事です。これはルノーの縦に2人乗りの電気自動車です。2年後ぐらいにはこのEVがパリ市内を走っています。こういう小さいクルマを町なかの移動コミューターカーとして使うには、あまり長い航続距離は要りませんよね。だからリチウムバッテリーが一番ふさわしいのですね。都市では騒音や排気ガスの問題も解決できるます。EVでしたらゼロエミッションでゼロノイズなのですね。

飯塚 町の中でちょっと買い物に行くとか、そういう用途に最も適しているということですか?

清水 そうです。先に説明したポルシェのスーパースポーツカーを見てみると、これはプラグインハイブリッドなので、リチウムイオンバッテリーだけで20kmぐらいの距離はEV走行が可能かもしれません。これだったら奥さんがEV走行でデパートまでお買い物に使えるし、お父さんは高速道路まで静かにEVで走行し、高速道路に乗ったらエンジンをかけてサーキットまで行く。そういう新しいライフスタイルが6000万円払えばできます(笑)。ですからEVとハイブリッドスポーツカーは一台で二役可能となります。

飯塚 完全にEVに行くのではなくて、長い距離を走るためにはエンジンの力はまだまだ必要ですのですね。

清水 EVは新しいクルマの仲間と捉えたほうがいいと思います。トヨタやホンダが頑張って開発してきたようなハイブリッドは、さっき言ったようにブレーキのエネルギーを電気エネルギーとして貯金箱に蓄えることができるので、ストップ&ゴーが頻繁に繰りかえされる先進国の都市部ではほとんどハイブリッド化することは間違いないと思います。何故先進国かというと、ハイブリッドはコストが普通のクルマ(ノンハイブリッド)よりも高いからです。例えばインドのタタがつくっているナノという車は20~30万円です。これが10年後、20年後を考えたときに一体幾らまで下がるでしょうか。新興国ではコンベンショナルでクリーンで燃費のよいガソリン車が主に普及するでしょう。
実はディーゼルもハイブリッドと同じようにコストが高いのです。もう一つのオプションとしては、先進国の都市部では外部電力が使えるプラグインハイブリッドが主流になるのではないかと思います。大きな都市の町中ではコンパクトなEVもおおいに可能性があります。

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清水和夫のメール相談室~私はこう考える~

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相談内容(Y・Sさん 東京)
「清水さんはスポーツカーのアイドリングストップについてどう思われますか? 先日仕事の都合で深夜、新型911に乗っていました。渋谷を通らねばならず、道玄坂を走っていたのですが、不良たちがたむろしているところでちょうどアイドルストップでエンジンが停止しました。そして再始動の際に「ズバン!」とエンジンがかかってしまいました。すると、不良たちがケンカを売られたと勘違いしてこちらのほうに来るではありませんか! 私は平静を装いながら走り去りましたが、あれ以来怖くてアイドルストップはキャンセルしています」

清水の回答
「笑いそうになりました。たしかに新型911カレラのエンジンスタートの音は過激ですよね。人混みの中では周囲に気を配ることも必要かもしれません。でも、Y・S様がとった行動は正解でして、世の人は何が理由でキレるかわかりませんからね。もしもポルシェ918スパイダーなら、プラグインハイブリッドなので、モーターで静かに動き出し、スピードが乗ったらエンジンが始動するか、あるいは街中はEV走行で静かに走ることができそうです。時代の過渡期かもしれません」

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【DST#039】トヨタ・ヴィッツRS G's vs トヨタ・アクアS(加減速篇) / TOYOTA Vitz RS G'z vs TOYOTA Aqua S(6分54秒)
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【DST#039】トヨタ・ヴィッツRS G's vs トヨタ・アクアS(ハイスピードライディング篇) / TOYOTA Vitz RS G'z vs TOYOTA Aqua S(2分54秒)
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マツダCX-5の走りの狙いはどこにある? / MAZDA CX-5(15分59秒)
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AMGにもダウンサイジングの流れ / MERCEDES-BENZ CLS 63 AMG(4分18秒)
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【世界のモーターショー】バンコクモーターショー2012 / The 33rd Bangkok International Motor Show 2012 (4分35秒)
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タイで生産されるミラージュにタイで乗った / MITSUBISHI Mirage (7分48秒)
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レトロな新車、P.G.Oセバンヌに乗った / P.G.O Cevennes(4分50秒)
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帰ってきたビートル / VOLKSWAGEN The Beetle(5分4秒)
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ユーラシア大陸横断1万5000kmを語る 1/3(8分53秒)
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ユーラシア大陸横断1万5000kmを語る 2/3(6分44秒)
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ユーラシア大陸横断1万5000kmを語る 3/3(9分36秒)
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ホンダの先進技術4 / HONDA Meeting 2011 (7分14秒)
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ホンダの先進技術5 / HONDA Meeting 2011 (5分41秒)
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ホンダの先進技術6 / HONDA Meeting 2011 (11分36秒)
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メルセデス・ベンツ新型Bクラス発表/ Mercedes Benz New B Class
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2013年6月26日水曜日

【清水和夫メールマガジン】第35号 アーカイブス 2012.5.25

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清水和夫メールマガジン~自動車大航海時代~
2012年5月25日 第35号
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緊急提言第二弾 関越自動車道 藤岡ジャンクションのバス事故

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 信じられない事故の光景がTVや新聞で報道されました。まるで防音壁がバスを切り裂いたような悲惨なバスの姿を見て、私は真っ先に道路の加害性を疑いました。私は今から10年以上も前に『クルマ安全学のすすめ』(NHK出版)という本を上梓しています。この本は人とクルマと道路の三つの要素からなる交通事故の実体を基本に考えながら、クルマの安全技術について書きました。メルセデス・ベンツを取材すると、運転する人間の行動やぶつかる相手のことを知る必要があると知らされました。

 今回の事故は運転手が適正に運転していれば何の問題も表面化しなかったのですが、過酷な労働条件下での運転による居眠りが話題となっています。もちろん、プロの運転手なので、そのバスを運用していた企業の責任もありますし、価格競争が招いた結果だという主張も耳にします。しかし、どんな事情があろうと、多くの交通事故はドライバーのミスで生じることは周知の事実です。ゆえにドライビングをアシストする技術が存在するのです。また、ぶつかった時の被害を少なくするのは自動車に備わるベルトなどの拘束装置であり、こうした乗員保護装置があるから被害を少なくできるのです。これは自動車メーカーに課せられた義務なのです。

 また、道路管理者あるいは道路設計者はクルマがぶつかっても被害を拡大しないように安全な道路を設計し運用する義務が課せられています。その点、今回の高速道路の事故では、道路管理者であるNEXCO東日本や道路を所有する日本道路保有機構にガードレールや防音壁がクルマに対する加害性がなかったのかどうかの責任があるはずです。

 現場に行って、実際にこの目で見てわかった事があります。事故現場は県道が下に通る小さな立体交差となっており、橋の欄干はコンクリートでできていました。しかもコンクリートの端はスロープのような形状ではなく、直方体の形が剥き出しになっていました。金属でできたガードレールはその手前で終わっており、新しいガードレールならコンクリートの欄干にオーバーラップされるはずが、この場所の欄干とガードレールは繋がっていなかったのです。これが被害を拡大した張本人であり、防音壁は二次的な被害だと思いました。

 つまり、緩い左カーブの左車線を走っていたバスは100km/h近い速度で車線を逸脱し、左側のガードレールに浅い角度でぶつかった。ガードレールはバスの荷重に耐えきれず、外側に歪み、バスの軌道は完全に車線を逸脱してしまった。その結果、コンクリートでできた橋の欄干に25%くらいのオフセット衝突が生じたのではないでしょうか。

 このエネルギーを吸収しないコンクリートのリジットバリアがバスの正面から激突。その時の衝撃でベルトを装着していない乗員は瞬時に前方に投げ出されたのです。一列目に座って助かった乗員はシートベルトを装着していたことからも、その様子が想像できます。バスが軽量化のために強度不足という専門家の発言があったが、それは自動車工学の知識からはあり得ないことです。バスの強度の問題よりも、道路の加害性とバスにシートベルトが備わっていたのかどうか、あるいはベルト装着したかどうかが論点ではないでしょうか。

 最近、大型車が高速道路でからむ死亡事故が多いことから、大型車にプリクラッシュ技術が義務化されることになっていた矢先の事故でした。古いバスなどにはドライブレコーダーを装着したりしながら、日頃から「ヒヤリ&ハット」を監視する必要があると思っていました。今回のバス事故から技術的な検知で学ぶべきことを最後にまとめておきます。

道路側の課題
・車線逸脱は道路の白線にギザギザの横溝をつけることでも警告できた
・実際に現場を何度も走ってみたが、白線に横溝はなかった
・エネルギー吸収できない堅い構造物はガードレールでオーバーラップする
・古い道路を新しい道路の基準にアップデートする
・事故が多い道路区間にビデオカメラを設置し、何が起きているのか把握する

車両側の課題
・二点でもいいのでシートベルトを装備
・当たり前だが古いバスにはベルトがないケースもある
・高速道路では特にベルト装着は義務化
・トラックだけでなくバスにもプリクラッシュの義務化が必要

運用側の課題
・高速路線バスと貸し切りバスの違いを明確にする
・旅行会社とバス会社の安全意識を厳しくチェックする
・公共交通としての安全運用のガイドラインの設定する
・それらを違反した場合の罰則規定を厳しくする

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【DST#038】レクサスGS350バージョンL vs BMW 535i(加減速篇) / LEXUS GS350 Version L vs BMW 535i(5分48秒)
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【DST#038】レクサスGS350バージョンL vs BMW 535i(ハイスピードライディング篇) / LEXUS GS350 Version L vs BMW 535i(3分51秒)
http://www.startyourengines.jp/dst/2012/05/post_2.php

【DST#038】レクサスGS350バージョンL vs BMW 535i(ダブルレーンチェンジ篇) / LEXUS GS350 Version L vs BMW 535i(3分40秒)
http://www.startyourengines.jp/dst/2012/05/post_3.php

【DST#038】レクサスGS350バージョンL vs BMW 535i(旋回ブレーキ篇) / LEXUS GS350 Version L vs BMW 535i(6分37秒)
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使いやすさが魅力のルノー ウインド / RENAULT Wind (4分40秒)
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マクラーレンMP4-12C総力取材!5 【インタビュー篇】 / MCLAREN MP4-12C(14分20秒)
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プローバ・ドライビング・アカデミー2011 / PROVA Driving Academy 2011 (6分46秒)
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ドライビングと安全について / PROVA Driving Academy 2011 (42分31秒)
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ホンダの先進技術1 / HONDA Meeting 2011 (3分23秒)
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ホンダの先進技術2 / HONDA Meeting 2011 (6分36秒)
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ホンダの先進技術3 / HONDA Meeting 2011 (8分12秒)
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2013年6月10日月曜日

【清水和夫メールマガジン】第34号 アーカイブス 2012.5.10

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清水和夫メールマガジン~自動車大航海時代~
2012年5月10日 第34号
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緊急提言第一弾 京都の祇園で起きた交通事故から何を学ぶべきか

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 京都で痛ましい交通事故が起きたと思っていたところ、連休を挟んで次々と悲惨な事故が起こりました。それぞれの事故に関連性はないかもしれませんが、ここまで偶然に大惨事が連続して起きると、日本のクルマ社会に天罰が下ったとのかと思ってしまいます。亡くなられた方々にはご冥福をお祈りしつつ、自動車で日々の糧を得ている身としては、今回の事故から何かを学び取り、再び悲惨な事故が起きないように警報を鳴らすことが自分の責任だと痛感しています。今回のメールマガジンはそれぞれの事故に関して私なりの見解を述べたいと思います。

 まず京都の祇園で起きた事故はどう考えるべきでしょうか。Youtubeを見るとタクシーと軽い追突を起こした後で、まるで逃げるように歩行者をなぎ倒し、細い路地を暴走するシーンが映っています。その様子はドライバーの運転は決してふらついているような感じではありませんでした。運転に関しては正常な能力を持っていたと思われます。しかし、その運転手がテンカン持ちだったころから、事故の原因が「適正な運転能力があったかどうか」に議論が集中しています。

 しかも警察の事故調査報告はまだ発表されていませんが、一部のメディアでは「電信柱に激突して、運転手は亡くなったが、右足はアクセルを踏んでいた形跡があるらしい」と囁かれています。

 詳細な検死と壊れたクルマを工学的に検証すれば、ぶつかる直前までアクセルを踏んでいたのか、ブレーキを踏んでいたのかは断定できるはずです。その意味でも医学と工学が連携した事故調査が不可欠なのですが、警察は交通事故をまず刑事責任としての犯人(原因)探しに終始しています。

 私がその映像を見たときに真っ先に浮かんだのが、アクセルとブレーキの踏み間違いがあったのではないかということです。タクシーと軽衝突を起こしてパニックになり、思わず踏んだブレーキペダルがアクセルペダルだったかもしれない……というのは軽自動車のアクセルペダルは左側に寄りやすい構造となっているので踏み間違いやすい構造なのです。

 もう一つ事故を未然に防ぐ可能性もあったと思います。そのチャンスは最初にタクシーと衝突した時です。エアバッグが備わっていたクルマなので、Gセンサーがついています。タクシーとの接触で衝突を関知したら、エンジンを止めてしまうか、あるいは10km/h前後でスピードリミッターを効かせることができたはずです。法律では定めていませんが、二次衝突を防ぐことは技術的には難しくありません。このように考えると祇園の事故から学ぶべきこは少なくありません。

 今回の事故から下記の4点を問題提起したいと考えています。

1 医学と工学が連携した事故調査が必要
2 事調査の結果は公開されるべき
3 ペダルの踏み間違いの可能性がある
4 二次衝突を防ぐシステムの実用化

次回は関越自動車道藤岡ジャンクションのバス事故について提言を述べたいと思います。

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CARトップ 筑波サーキットテスト2012春(前編) / CARTOP Tsukuba Circuit Test 2012 Spring(6分16秒)
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CARトップ 筑波サーキットテスト2012春(後編) / CARTOP Tsukuba Circuit Test 2012 Spring(6分16秒)
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CARトップ 筑波サーキットテスト2012春(番外編) / CARTOP Tsukuba Circuit Test 2012 Spring(12分50秒)
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GENROQ スーパーカー対決に密着取材! / GENROQ Circuit Test in Fuji Speedway(3分33秒)
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マクラーレンMP4-12C総力取材!1 / MCLAREN MP4-12C(4分22秒)
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マクラーレンMP4-12C総力取材!2 / MCLAREN MP4-12C(12分5秒)
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マクラーレンMP4-12C総力取材!3 / MCLAREN MP4-12C(6分)
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マクラーレンMP4-12C総力取材!4 / MCLAREN MP4-12C(5分16秒)
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フルスカイアクティブのCX-5がデビュー! / MAZDA CX-5 Debut(6分31秒)
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CX-5の強みは?開発・企画担当者に聞く / MAZDA CX-5 Debut(3分11秒)
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ポルシェ パナメーラSハイブリッド国際試乗会 / PORSCHE Panamera S Hybrid (4分16秒)
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使いやすさが魅力のルノー ウインド / RENAULT Wind (4分40秒)
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関越道 藤岡バス衝突事故検証に清水和夫が向った
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2013年5月27日月曜日

【清水和夫メールマガジン】第33号 アーカイブス 2012.4.25

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清水和夫メールマガジン~自動車大航海時代~
2012年4月25日 第33号
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東京大学トークショー2010 第2回

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 4月から2010年に行われた東大でのトークショーの様子をお届けしています。前回は電気自動車(EV)が内燃機関車よりも先に実用化されていたという話で終わりました。さあ、今回はどのような話題になるのでしょうか?

清水 そこに石油というものが出てきました。それを燃やして爆発させて、熱エネルギーで機械的な力に変換するエンジンが登場してから一気に普及しましたね。何がすぐれてたのかというと、パワー(トルク)と航続距離でした。これは電気駆動と内燃エンジンの効率を示しています。エンジンは100%のエネルギーを注入したときに、いきなり効率が21%に落ちます。ほとんどは排熱で捨てられるわけですが、その次にオルタネーターで1%のエネルギーが取られます。クラッチは当然熱を持ちますから、そこでもエネルギーロスが発生します。最終的にタイヤで使える力が20%前後になってしまいます。

加納舞(工学部3年) 大分低いですね。

清水 低いです。プリウスやディーゼルでは効率は多少よくなっていますが、一番わかりやすいのは、エンジンというのは温かい。だから燃やして、熱になって、捨てられている。ラジエーターを使うということは、そこでエネルギーを捨てていることに他ならないわけですね。ところが電気のほうは、充電してバッテリーからインバーターを介して、モーターで出力を取ってもまだ66%残っているわけです。これはアウディ社の試算ですが、最終的には65%前後の効率があるということです。20対65ですから効率では電気モーターにかないません。燃料電池が注目されたときに、効率が40%程度までいけるというので、世界中の自動車メーカーが水素燃料電池に目を向けたわけですが、エンジンではこの効率に限界があったわけです。では何故100年前に鉛バッテリーのEVからエンジンを搭載するガソリン車が普及したのか。この論点はしっかりと理解しておきたいと思います。ガソリン車などが使う液体燃料はエネルギー密度が高いのです。リチウムはニッケル水素よりもエネルギー密度が高いと言われていますが、まだとても低いのです。1kgのガソリンと60kgのリチウムイオンのバッテリーが同じぐらいのエネルギー密度です。

飯塚修平(工学部3年) 車に載せて走らせることを考えると、圧倒的にガソリンのほうが効率が優れているのですね。

清水 水素(hydrogen)と書いてありますが、実は水素のエネルギー密度は液体のガソリンよりも高いのです。水素の原子は小さくて、周期表の最初に出てきます。だからなかなか1カ所にためられないのですが、重量あたりに換算するとものすごくたくさんのエネルギーを持っています。ですから水素燃料電池車が注目されているのは電気駆動による効率とエネルギー密度の高さなのです。この両方が優秀なのです。

飯塚 これから水素に移っていけば、ガソリンと同じ質量でも長い距離を走ることができるようになっていくということですか?

清水 そうですね。ただ、水素は気体状態でためるのが難しいのですが、世界標準は700気圧に加圧した高圧水素です。気体エネルギーは、日本ではメタンガスなどを都市ガスで使っていますが、気体ガスを自動車で使うのはあまり慣れていません。500km(東京-京都の距離)を走っていけといったら、プリウスでは約20リッターの燃料で楽に行けます。タンクを入れても重量が20kgぐらいです。ところがリチウムだと約800kgのバッテリーを背負っていかなければいけない。ですから、エネルギー密度が小さいがゆえに、電気自動車の弱点は遠くまで行けないことです。しかし効率は16対62ぐらい
の関係で優れている。つまりそれぞれの技術には得手不得手があります。これをお互いに、いいところをうまくシナジーで補完する考え方がハイブリッドですが、今までのクルマにできなかったことができるようになるというのは、現在の正しい認識です。

飯塚 それぞれのエネルギーにいいところも悪いところもあって、それを組み合わせてお互いに補い合っていくのがハイブリッドの今後だということですね。

清水 もう一つの視点は、化石燃料の代表であるガソリンや軽油はエンジンで燃やしていました。しかし、化石燃料はいつまであるかわからないという枯渇の問題がクローズアップしてきました。二つ目の視点はCO2が温室効果ガスの原因の一つならば、それをどうやって押さえ込むかのか。その一つの答えとして、化石燃料から離脱していくような新しいエネルギーシフトの可能性が論じられているわけです。実はクルマの世界はいろいろなチャレンジが始まっています。電気自動車以外ではバイオマスですね。そのポテンシャルはとても大きいと思います。いま、ブラジルに行くとほとんどのクルマがエンジンにエタノールを使って走っています。

飯塚 トウモロコシか何かですか。

清水 少し前までは食べ物からバイオ燃料を作っていましたが、さすがに食糧の問題を抱えている新興国の人たちもいるので、なるべく食べられないものから作ろうという流れに変わってきています。ブラジルではほとんどの車がエタノールですが、少し前までE85といってガソリンを15%ぐらい残していたのですが、今はE100が主力になりそうです。つまり、ガソリンは要らなくなるのです。少し前まではエタノールだけではと低い温度のときにはエンジンがかかりにくかったのです。ですからブラジルで販売されるホンダ・シビックは0.7リットルだけガソリンタンクを持っています。温度が低くなったら自動的に0.7リットルのガソリンを噴いて、エンジンを始動していたのです。地球は一つですが、地域が変わるとその国々で使われているエネルギーは全く違います。ブラジルは南米大陸の約3分の2の土地を持っていますが、そのまま南下してアルゼンチンに入った瞬間、ほとんどの車が天然ガス自動車になってしまいます。エタノールではなく、その国のエネルギー政策で天然ガスやバイオマスあ選択されているのです。昔、イギリスとフォークランド紛争で戦争をしましたが、そのときに石油輸入制裁を受けました。そうすると石油が入ってこないから、アルゼンチンでは天然ガスで走る車にシフトしていったのです。南アフリカも実はアパルトヘイトのときに石油制裁を受けてガソリンが輸入制限されたので自国で採れる天然ガスから人工的な液体燃料をつくるフィッシャー・トロプッシュ法で作られる合成燃料が利用されていました。ですから国が変わると使うエネルギーは全く変わってしまいます。インドでは、「CNG」とタクシーと三輪車の車体に書いてありますが、デリーの市内の公共タクシーは天然ガスです。天然ガスでエンジンを燃やしているので、非常に排ガスがクリーンで、大気環境がよくなってきました。

加納 結構いろいろな車がエコなのですね。

 EV以外にもエコのやりかたにはさまざまな選択肢があるとわかりました。
次回は身近にあるエコについて考えてみたいと思います。

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【DST#036】アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・クアドリフォリオ・ヴェルデ vs シトロエンDS4スポーツシック(加減速篇) / ALFAROMEO Giulietta Quadrifoglio Verde vs CITROEN DS4 Sport Chic(5分44秒)
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【DST#036】アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・クアドリフォリオ・ヴェルデ vs シトロエンDS4スポーツシック(ハイスピードライディング篇) / ALFAROMEO Giulietta Quadrifoglio Verde vs CITROEN DS4 Sport Chic
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【DST#036】アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・クアドリフォリオ・ヴェルデ vs シトロエンDS4スポーツシック(ダブルレーンチェンジ篇) / ALFAROMEO Giulietta Quadrifoglio Verde vs CITROEN DS4 Sport Chic
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【DST#036】アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・クアドリフォリオ・ヴェルデ vs シトロエンDS4スポーツシック(ウエット旋回ブレーキ篇) / ALFAROMEO Giulietta Quadrifoglio Verde vs CITROEN DS4 Sport Chic
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【DST#035】BMW328iモダン vs メルセデス・ベンツC250アバンギャルド(加減速篇) / BMW 328i Modern vs MERCEDES-BENZ C250 Avantgarde(7分11秒)
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【DST#035】BMW328iモダン vs メルセデス・ベンツC250アバンギャルド(ハイスピードライディング篇) / BMW 328i Modern vs MERCEDES-BENZ C250 Avantgarde(4分56秒)
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【DST#035】BMW328iモダン vs メルセデス・ベンツC250アバンギャルド(ダブルレーンチェンジ篇) / BMW 328i Modern vs MERCEDES-BENZ C250 Avantgarde(3分7秒)
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ジャガー最速のスポーツカーXKR-S サーキット試乗 / JAGUAR XKR-S(6分36秒)
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【世界のモーターショー】ジュネーブショー2012リポート1 / The 82nd Geneva International Motor Show 2012 (9分45秒)
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【世界のモーターショー】ジュネーブショー2012リポート2 / The 82nd Geneva International Motor Show 2012 (5分25秒)
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【世界のモーターショー】ジュネーブショー2012リポート3 / The 82nd Geneva International Motor Show 2012 (6分5秒)
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【世界のモーターショー】ジュネーブショー2012リポート4 / The 82nd Geneva International Motor Show 2012 (7分14秒)
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【世界のモーターショー】ジュネーブショー2012リポート5 / The 82nd Geneva International Motor Show 2012 (7分36秒)
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【ENGINE試乗会2012】フェラーリ 458イタリア / FERRARI 458 ITALIA(5分51秒)
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【ENGINE試乗会2012】マセラティ グラントゥリズモMCストラーレ / MASERATI GRANTURISMO MC STRADALE(3分18秒)
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2013年5月11日土曜日

【清水和夫メールマガジン】第32号 アーカイブス 2012.4.10

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清水和夫メールマガジン~自動車大航海時代~
2012年4月10日 第32号
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東京大学トークショー 第1回

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 今回から数回にわけて2011年1月13日に東京大学で開催された「エコカーがもたらす新しいライフスタイル」と題して行われたトークショーの様子をお伝えしたいと思います。自動車がこれからの社会において新たなライフスタイルを牽引していくというテーマを掲げて、まずは自動車普及の歴史から始まりました。

飯塚修平(工学部3年) 僕は茨城のつくばから通っていて、地元ではクルマがないと大変不便ですので、大学1年のときに免許を取りました。実は家ではホンダのインサイトというハイブリッドカーに乗っているので、エコカーの関係のお話を聞けることで、今日はとても楽しみにしてまいりました。よろしくお願いします。

加納舞(工学部3年) はじめまして。私は飯塚君と同じ工学部システム創成学科3年の加納舞と申します。家では家族もあまり車に関心がありませんでしたが、エコカーなどが出てきたのでそろそろ買いかえようかなと思っています。今日はエコカーに詳しくなって帰りたいと思います。よろしくお願いします。

清水 よろしくお願いします。

飯塚 (スクリーン上の)写真に古そうな車が載っていますね。

清水 クルマの歴史はざっくり言うと100年です。厳密にいえば、考案したのは1886年のゴットリープ・ダイムラーとカール・ベンツなので約125年経ちますが、本格的に普及したのはヘンリー・フォードがつくったT型フォードでしょう。これがベルトコンベア方式で、世界で初めて量産され、価格が下がったことで普通の人たちも買えるようになりました。普及が始まったのは、このT型フォードからです。

飯塚 それは生産体制が変わって安くなったのでしょうか?

清水 そうですね。一品主義から大量生産が価格を下げたわけです。クルマはもともとヨーロッパから生まれたのですが、貴族社会の中ではどうしても貴族の人たちの乗り物として発展しました。ですからメリカの大衆車に対して欧州では高級車がクルマの出発点だったと思います。駅馬車が大陸移動の主な手段だったアメリカではガソリンスタンドも道路もありませんでしたが、T型フォードの普及と並んで、高速道路(サンフランシスコからニューヨーク間のフリーウエイ)やガソリンスタンドも普及させたのです。その後、クルマと道路と燃料という三つを同時に普及させたアメリカは自動車大国へと突き進むのです。

飯塚 アメリカ政府やクルマが大好きな人たちが動いたのでしょうか?

清水 当時、政府はもっと小さかったので、たぶん政府ではなかったでしょう。もともとは移民の人たちがアメリカに渡ってきたわけですが、馬車からクルマへと向かわせたのは、フロンティア精神だったのではないでしょうか。クルマがなかったのでクルマ好きもいなかったと思います。ヘンリー・フォードが最初にクルマをつくったときの名言は「これで仕事をしない乗り物にご飯を食べさせなくて済む」だそうです。

飯塚 仕事をしなくてもいいクルマですか。

清水 馬車の時代は仕事をしなくても(馬に)ご飯を食べさせなければいけなかった。クルマは走るときにだけ燃料を供給すればいいということです。

飯塚 走るときだけご飯を食べるということですね。

清水 それではヨーロッパではどの自動車から本格的に普及したのでしょうか。欧州は多様性のある国家の集合体なので簡単には説明にしくいのですが、ドイツを例に挙げれば、ポルシェ博士が作ったドイツの国民車(フォルクスワーゲン)であるビートルがきっかけだったと思います。皮肉にもヒットラーはポルシェ博士の自動車技術に対する才能を見出していました。日本では本格普及した国民車は戦後・昭和30年頃のスズキ自動車のスズライトだったわけです。

飯塚 なるほど。

清水 ハイブリッドではトヨタのプリウスが先行していて、EV(電気自動車)は三菱のアイ・ミーブや日産のリーフが有名です。しかし歴史を見ると、ガソリン車が発明されて実用化するまでの20~30年間、つまり20世紀初頭はEVの時代がありました。もちろん、鉛バッテリーでしたけどね。

飯塚 EVの時代があったのですね。

清水 もともとEVはガソリン車よりも先に実用化されていました。鉛バッテリーで100年ぐらい前から走っていたのです。「馬車→蒸気機関→EV→ガソリン車」という発展が正しい歴史認識です。もしガソリン車が進化できなかったら、もっとEVの時代が続いたかもしれませんね。

飯塚 当時のEVは効率がそれほどよくなかったのですか?

清水 効率よりも航続距離が、丸一日充電しても1~2時間しか走れなかったと思います。

 次回は電気駆動と内燃機関の効率の違いについて討論を行います。

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2013年4月25日木曜日

【清水和夫メールマガジン】第31号 アーカイブス 2012.3.25

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清水和夫メールマガジン~自動車大航海時代~
2012年3月25日 第31号
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クルマは愉しくなると安全になる

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 年初のメールマガジンで、東京オートサロンにトヨタとスバルが共同で開発した2リッターFRスポーツカーが出展され、クルマ好きばかりか老若男女を問わずに人気を博していると書いたばかりですが、今回は愉しいクルマは安全であるという仮説について書きたいと思います。

 デトロイトショーでもシボレーから86/BRZのようなコンパクトFRスポーツコンセプト、CODE130Rコンセプトクーペが出展されました。若者のクルマ離れはアメリカでも起きているようで、このコンセプトカーはGMによる若者のクルマ離れを防ぐ処方箋だそうです。

「driving is distracting」という言葉がアメリカの自動車安全の関係者の間で囁かれています。日本語に訳すと「運転は気が散る」という意味です。最近のアメリカでは若年層(16~22才)の交通事故が急増しています。その原因は運転に集中できずに、iPhoneなどスマートフォンを片手に運転しているためだそうです。彼らになぜ運転に集中せずに、携帯電話を操作するのか聞いてみると「メールを送りたいのに、運転しなくちゃならないなんて面倒」というあっけにとられる答えが返ってきます。

 しかし、これは笑うことができません。日本でも法律で規制されているとはいえ、携帯電話でメールをしながら、あるいは通話しながら運転しているのは日常的な光景ではないでしょうか。以前、我が家の長男が赤信号で停車したところ、カーナビを見ていて信号に気づかなかったドライバーに追突されたことがありました。息子は父の教え通りに、ブレーキを踏みながら止まっていたので、横断歩道を渡る歩行者を怪我させることはありませんでしたが、愛車は全損となってしまいました。

 追突したドライバーの言い訳によると、信号の直前でカーナビが音声ガイドしたため、つい画面を見てしまったというのが前方不注意の原因だそうです。たしかに運転中に電話をかけると、たとえ法的に認められているハンズフリーのヘッドセットで通話しても、通話中の移動の記憶が無いときがあります。完全に脳が電話に支配され、運転には3割も使われていなかったことにゾッとすることがあります。あるいはカーナビを操作したり、地図を見ている時に思わず車間距離が縮まり、急ブレーキを踏んだ経験は誰もがあるのではないでしょうか。運転に集中できない操作を求めるものが、最近のクルマには多く装備さ
れているからこその現象です。そんな時こそ、スバルのアイサイトのような自動ブレーキが役にたちますが、これとて完璧ではありませんし、機械に頼るクセがつくとかえって危険な運転がはびこるかもしれません。

 ここまでの話の論点はふたつあります。ひとつめの論点は「メールを送りたいのに運転しなくちゃいけない」という「distraction(散漫)」問題です。たとえば、単調な運転はポルシェやフェラーリでも退屈になる時があります。真っ直ぐなフリーウェイを一定速度で走る時は誰でも退屈でしょう。そんなときは運転をコンピューターに任せてもいいのではないでしょうか。すでにグーグルはITを駆使し、自動操縦のプリウスをアメリカで実証実験的に走らせています。最近は軍事技術が民間に転用されるようになり、レーダーやカメラによる前方認識技術と精度が高いGPSを使い、自動操縦でパイロンジムカーナも可能だそうです。クルマの自動化と愉しさは両極にあるのではなく、クルマの重要な機能になりそうな気がします。

 もうひとつは人はクルマの運転よりもスマートフォンで繋がることに安心感や気持ち良さを感じてるのではないかということです。若者のクルマ離れの本当の原因はクルマよりも愉しいスマートフォンなのかもしれません。もしそうであれば、クルマがやるべきことはただ一つです。スマートフォンのスイッチをきりたくなるクルマを開発すればいいのです。ポルシェやフェラーリに乗っているドライバーはスマートフォンよりも愉しいでしょうし、運転を退屈と思わないはずです。そう、本来クルマが持っていた操る愉しさを復活させればいいのです。それがゆくゆく安全運転にもつながるということです。

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【DST#034】キャデラックCTSクーペ vs フォード・マスタングGT(加減速篇) / CADILLAC CTS Coupe / FORD Mustang GT(4分23秒)
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【ENGINE試乗会2012】アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・コンペティツィオーネ / ALFA ROMEO Giulietta Competizione (3分23秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002751.php

【ENGINE試乗会2012】ロータス・エヴォーラIPS / LOTUS Evora IPS (3分23秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002752.php

【ENGINE試乗会2012】ジープ・グランド・チェロキー / JEEP Grand Cherokee (5分50秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002753.php

【ENGINE試乗会2012】BMW650iカブリオレ / BMW 650i Cabriolet (4分50秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002754.php

【ENGINE試乗会2012】フォルクスワーゲン・ティグアン・スポーツ&スタイル / VOLKSWAGEN Tiguan Sport & Style (3分45秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002756.php

【ENGINE試乗会2012】アウディA7スポーツバック3.0TFSIクワトロ / AUDI A7 Sportback 3.0 TFSI quattro (7分5秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002762.php

【ENGINE試乗会2012】ロンドンタクシーTX4 2400G / LONDON TAXI TX4 2400G (5分42秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002770.php

【ENGINE試乗会2012】ミニクーパークーペ / MINI Cooper S Coupe (3分11秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002776.php

【ENGINE試乗会2012】メルセデス・ベンツC250クーペ / MERCEDES-BENZ C250 Coupe (6分11秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002797.php

【ENGINE試乗会2012】アルピナB5 / ALPINA B5 BiTurbo Limousine (6分42秒)
http://www.startyourengines.jp/video/2012/03/002798.php

【ENGINE試乗会2012】フォード エクスプローラー / FORD Explorer(4分23秒)
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【ENGINE試乗会2012】プジョー508SW / PEUGEOT 508SW(5分45秒)
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【ENGINE試乗会2012】フォルクスワーゲン・ゴルフ・カブリオレ / VOLKSWAGEN Golf Cabriolet(4分15秒)
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2013年4月10日水曜日

【清水和夫メールマガジン】第30号 アーカイブス 2012.3.10

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清水和夫メールマガジン~自動車大航海時代~
2012年3月10日 第30号
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震災を振り返り自動車安全を思い出す

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 東日本大震災発生から明日で1年が経ちます。震災で亡くなったり行方不明になられたかたは約2万人を超えると言われています。われわれはとても悲しい災害に遭遇したことをあらためて感じます。しかし、その一方で日本の交通事故の年間死者数は、年々減少しているものの、まだ約5000人弱います(事故後24時間)。さらに事故後48時間では約7000人が交通事故の犠牲となっているのです。負傷者を含めると依然として約90万人の犠牲者がいますが、交通事故は大震災ほど記憶に残りません。

 クルマが普及し始めた1970年頃、年間の死者数は1万6000人超を記録しました。このときに交通事故対策が始まり、エアバッグもシートベルトも普及していないのに10年後の80年頃には死傷者数が半減しました。70年代の奇跡はなぜ起きたのでしょうか。私は単純な話だと考えています。それは国民が交通事故の実体を知り、事故を起こさないように気をつけたからに他なりません。その後、ふたたび事故死者数が増加し、88年に年間の死者数は1万人を数え、ふたたび減少しました。90年代以降の二度目の奇跡はどのような理由でしょうか? 政府と自動車産業が一体となって安全対策を強化し、いまや軽自動車でも小型車と同じ安全装備が備わるようになったからだと考えられます。

 ところが、最近、新しい傾向が生まれつつあります。それは自動車のドライバーあるいは乗員の死者数が減少する一方で、歩行中の死傷者が増加していることです。クルマの乗員は安全になりつつあるのに、歩行者が危険にさらされているのです。今の日本の交通事故は歩行者(自転車も含む)の安全対策がもっとも急務なのです。そこで昨年、大学教授と、自動車メーカーの安全担当者が「交通事故ゼロに向けた予防安全技術の開発普及」を目指す産学連携プロジェクト「FAST(Future Advanced Safety Technology)」を立ち上げました。

 発起人の一人である東京大学の鎌田実教授は、同大学の高齢社会総合研究機構の機構長でもあり、高齢社会の交通事故対策に精力を出しています。もう一人は東京農工大学機械システム工学科教授の永井正夫教授で自動操縦やヒヤリハットの交通リスクが専門です。自動車メーカーはトヨタ、日産、ホンダが中心となって大学と連携し、国土交通省が打ち立てた「10年間に年間死者数1000人減」という大きな目標をサポートすることを発表しました。私もFASTの発足記念シンポジウムにパネラーとして参加しましたが、久しぶりに自動車安全の専門家集団が集まったため、シンポジウムが終わったあとも夜遅く
まで安全対策の議論は白熱してしまいました。

 シンポジウムのパネルでは自動ブレーキとして有名になったスバルの「EYE-Sight(アイサイト)」が話題となりました。現在レガシィユーザーの80%がオプション価格の10万円を払って、「止まるクルマ」をチョイスしているのです。わかりやすいテレビCMや10万円という従来の安全装備よりも低価格な点が普及の決め手となりました。しかし実際の機能はまだ限定的で、別のメーカーのエンジニアはスバルの「EYE-Sight」では不十分だと考える人もいます。しかし、完全なシステムを作っても値段が高くて売れなければ何の意味もありません。まずは普及させ、段階的に機能を高めるというスバルの考えは妥当かもしれません。

 早くから予防安全技術にこだわってきたメルセデス・ベンツも、最近レーダーセーフティパッケージをEクラスに設定しました。すでに欧州では普及していたシステムですが、使用されるミリ波レーダーの周波数に問題があり、日本の総務省の規制にひっかかり利用できませんでした。しかし、規制緩和によってメルセデス・ベンツのシステムが日本でも使用できるようになりました。一方、ボルボは速度を限定していますが、シティ・セイフティの名前でスバルと同じような自動緊急ブレーキを実用化しています。来年にはフォルクスワーゲンのコンパクトカー、up!も30km/h以下で自動的にブレーキがかかるシティエマージェンシィ・ブレーキを低価格で実用化するといっています。世界的にこの予防安全技術は開発が進められています。

 このような技術は都市交通の追突回避や被害低減には効果がありますが、前述の歩行者の安全をどこまで守れるのかが大きな課題といえます。現在日本では前方認識型追従クルーズコントロールや自動ブレーキシステムの普及率は0.1%と悲しい数字です。そのため高価なシステムは「どうせ売れないのだから、とりあえず開発して終わり」という雰囲気が自動車メーカーの開発陣にありました。しかし今後はメーカー間での競争と協調を明確にして、予防安全技術を一台でも多く普及させることが必要なのではないでしょうか? 毎年大災害なみに多くの被害者を生む自動車事故をいかにして減らしていくか、自動車メーカー間で問題意識を共有することが求められています。

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